就職に関するFAQ
もくじ(クリックで開きます)
参考リンク本学HP「キャリアプログラム」本学HP「就職・キャリア学生専用サイト」就活全般No1. 大学はどのような支援をしてくれるのですか?No2. 就職活動のスケジュールを教えてください。No3. ●年生の●月なのに、まだ就職活動していません。もう遅いのではないでしょうか?No4. 内定(内々定)はいつ頃でるのでしょうか?No5. 売り手市場と聞きますが、超有名企業に就職できるでしょうか?No6. インターンシップには行った方がいいでしょうか?No7. 大学に企業から求人は来ていますかNo8. スカウトとは何ですか?No9. 学校推薦、教授推薦とは何ですか?No10. 公務員を志望しています。支援はありますか? 民間企業も受けた方がよいでしょうか?No11. U・Iターンを志望しています。支援はありますか?学業関連No12. 就職には、大学院に行った方が有利になりますか?No13. 学部卒業では行ける企業が限られますか?No14. 二部(夜間部)は不利でしょうか?No15. 留年/休学をしました。就職に不利でしょうか?No16. 成績が悪いのですが、就職に不利でしょうか?関わり方No17. 親として、どう接すればよいでしょうか?No18. 親ブロックとは何ですか?No19. オヤカクとは何ですか?No20. 何社も不合格になってしまい、その後活動していません。どうしたら良いでしょうか?No21. コミュ力が低いため、就職活動が心配です。No22. 病気や障害があります。就職活動はどうしたらよいでしょうか?就職に関するお問い合わせ先
就活全般
No1. 大学はどのような支援をしてくれるのですか?
キャリア支援・就職担当部署では、様々な支援策をご用意しております。
出来るだけ多くのイベント等に参加して頂きたいのですが、多様性の叫ばれる昨今、個々人の優先順位や関心の方向性も異なると思います。「出てみようかな」「気になる」というものがあれば、参加してみるようにお伝えください。
【主な支援内容】
- 低学年からのキャリア講座
- インターンシップガイダンス
- 就職ガイダンス
- 企業セミナー
- 公務員セミナー
- 資格取得セミナー
- 個別相談(教職員相談、キャリアアドバイザー相談)など
- 学生相談室では心理カウンセラーの対応も可能。
主なイベント情報は本日配布のイベントガイド参照
【参考】
本学HP「キャリアプログラム」案内ページ
https://www.dendai.ac.jp/about/career/
No2. 就職活動のスケジュールを教えてください。
例年、学部3年生の3月から企業の説明会が解禁され、6月に選考試験が開始されるのをニュース等で見聞きすることも多いかと思いますが、実際には企業の採用は早期化傾向が続いています。インターンシップ等が早期化の入り口になっている企業も少なくありません。夏のインターンシップやオープンカンパニー等では、実際に就業体験をすることで企業側も学生の人柄や能力を直接目にすることができ、早期選考(秋の早い段階など)に呼ばれるケースなどがあります。
その後、秋・冬に様々な形での企業セミナーが続き、年末から年明けにかけて面接が行われ3‐6月に内々定が出されるケースが多くなっています。(企業によっては年内に内々定がでる場合もあります)
但し、学生や企業によって、より早い段階での内定もあれば、それ以降の内定もあります。スケジュールは目安にとどめ、ご本人が納得できるキャリア選択・進路選択を行って頂きたいと考えています。
【参考】
マイナビ2026「2026年卒 就活スケジュールと進め方」
https://job.mynavi.jp/conts/2026/susumekata/
No4. 内定(内々定)はいつ頃でるのでしょうか?
学部4年(修士2年)の6月までに内定を得ている学生の数は、60%前後と言われています。 リクルートの調査によると、「6月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は、82.4%と、 6月選考解禁となった2017年卒以降最も高くなりました。」とありますが、これは同社のモニターアンケートに回答している学生に限られますので、参考としてとらえてください。
人口減少社会においては労働力不足も深刻で、多くの企業の採用意欲は高く、希望の採用人数を充足できない企業も少なくありません。
メディアでも「内定の早期化」報道は多く目にされると思いますが、準備をしっかりして慌てずに取り組むことが重要です。
【参考】
リクルート就職みらい研究所「就職プロセス調査(2025年卒)「2024年6月1日時点 内定状況」」
https://shushokumirai.recruit.co.jp/research_article/20240606001/
No5. 売り手市場と聞きますが、超有名企業に就職できるでしょうか?
現在の就職環境は売り手市場で、人口減少に伴い今後もこの状況は続くとみられています。2025卒の求人倍率は1.75倍(求職者1名に対して1.75社からの求人がある)です。
しかし、超大手企業(この場合、従業員規模5,000名以上)の求人倍率は、0.34倍です。
超大手企業だけを複数社受験していたら、すべて不採用になってしまうこともありえるということになります。 そのため、業界・企業研究などを行い、選択肢を増やしていくことが涵養です。
【参考】
リクルートワークス研究所 大卒求人倍率調査(2025年卒)
https://www.works-i.com/surveys/item/240425_recruitment_saiyo_ratio.pdf
No6. インターンシップには行った方がいいでしょうか?
インターンシップは就業体験や知らない業界・企業を知る機会となるため、可能であれば積極的に参加してほしいと考えています。
企業によっては、インターン時に注目した学生に対して、早期選考を行ったり、先輩社員などがついて学生の進路選択(自社の魅力を伝えるなど)を支援する場合があります。
インターンに参加していないと、その後の本選考を受験する機会が得づらいケースもあるようです。
一方、インターンの応募選考に不採用だった場合やインターン中の評価が低い場合、その後の本選考に影響するケースがあるのでは?という声もあります(「本選考に影響はない」という企業もあります)。
見方や扱いなどは異なり、どちらを選択するのが「正解」というものはありませんが、体験を通じて見聞が広まるメリットの方が大きいのではないでしょうか。
但し、学業面がうまく行っていないなどの場合は無理は禁物です。ガイダンス等でも「授業・学業最優先」である旨はお知らせしています。
No7. 大学に企業から求人は来ていますか
企業から本学に来た求人を、学生に常時公開しています。
具体的には、学内サイト「求人検索NAVI」にて本学学生はログインして閲覧することが可能です。公開日は政府発表の日程に沿い最終学年の前年度の3月からで、卒業まで閲覧できます。本学にはものづくりを中心とした企業から例年多くの求人が来ており、学生一人あたり9倍以上の求人が来ています。これは、全国平均より圧倒的に多い社数で、学生には求人の情報を得る手段の一つとして、学内サイトを利用することを強く薦めています。本学宛の求人なので、企業としても本学学生を採用したい現われでもあるからです。
「求人検索NAVI」は、業種や職種、勤務地、フリーワードなどで求人を検索出来る他、過去の先輩が記録した活動体験記を掲載し、面接等どのような選考内容であったかを参考に知り、自身の活動の対策に役立てることができます。また、随時・種々行っている学内の就職イベントやインターンシップなどを予約する機能もあります。
No8. スカウトとは何ですか?
就職情報サイトの一種で学生から企業にアプローチするのではなく、企業が学生にアプローチする手法のことです。 ナビサイト型の採用では、学生の応募が少なく、またそこから篩にかけて減らしていくスタイルでは効率が悪く、また自社のファンを減らすことにもなりかねないことから、自社が採用したい人材に声をかけに行く手法が増えてきています。 これに伴い、「企業が声をかけたい」対象から外れた学生には、機会がなくなってしまうとも言われています。 スカウトサイトには、理系に特化したサービスもいくつかあり、そうしたサービスを使う学生も増えてきています。学業はもちろん、課外活動や趣味・特技を充実させ、学修履歴や活動履歴の可視化をすることが重要という声もあります。
採用手法は多様化しているため、それらに影響を受け過ぎずに、充実した学生生活を送ることが涵養かもしれません。
【参考】
日本経済新聞2023.3.28「就活、静かに進む機会格差 「スカウト型」増加にご用心」
No9. 学校推薦、教授推薦とは何ですか?
「学校推薦」は様々な形態がありますが、共通していることは、学校推薦で進む場合は、途中で辞退することはできないという点です。
大学・学科・教員・卒業生(先輩)と企業の信頼関係によって、一般受験(自由応募)とは異なる採用方法が取られたり、合格率が高まるという特性があります。
但し、「学校推薦」とは名称のみで、自由応募と同じ選考である場合もあるなど、さまざまな解釈の「推薦」求人が存在しており、このあたりの情報は各学科や就職担当部署からの連絡等をよくご確認頂く必要があります。
教授推薦もほぼ同義です。
なお、昨今は理系学生でも「自由応募」で受験する割合が多数を占め、「学校推薦」の割合は15%程度という調査もあります。
推薦の利用如何を問わず、理工系大学の場合は大学や研究室と企業の関わりが多く、自由応募であっても応募者の「信頼性」が担保された状態にあると評価されていると言えます。
【参考】
アカリク「理系就活での大学推薦のメリットは?合格率や就職までの流れを解説」 https://acaric.jp/articles/6809
学業関連
No12. 就職には、大学院に行った方が有利になりますか?
大学院生と学部生の進路先を比較した場合、一般的に見た著名企業・上場の別・資本金の多寡などの観点では、大学院生の方が有利と言えます。職種においても、学部生よりも「研究職」「開発職」に就く割合は高くなります。大学院生は、学術的な専門性・課題の特定から解決策の企画・実施・検証などの問題発見および解決経験、リーダーシップなどが身につくことが多く、それらの面でも評価を受けることになります。 もちろん、業種ないし企業によっては、修士・学部の別を問わず、人物の力量重視で評価することもあり、100%有利であるとは言い切れませんし、大学院生活が合わない人にとっては期待した成長には繋がらないかもしれません。 本人次第の側面はありますが、大学院で成長することで、著名企業への就職の可能性は高まります。
No13. 学部卒業では行ける企業が限られますか?
進路先の知名度や規模を大学院卒業と比較すると、「割合」で見た場合、それらの比率は大学院生より見劣りすることは確かです。しかし、学生個々人の能力、それまでの経験、人柄や考え方、就活への取り組み方などによって、学部生でも著名企業に進む人は少なくありません。 「その人次第」と言ってしまえばそれ迄ではありますが、「学部卒でも著名企業に進む方法」はいくつも考えられます。得意な分野でSNS発信を続けるなどの方法に始まり、学業に力を入れ好成績を維持する、学業以外の資格や専門知識を身につけておく、特異な経験を積んでおくなどの「学修歴」を高める方法や低学年のうちから中・長期インターンシップに参加したり、技術的なアルバイトをしたり、大会などに参加するなどの方法もあるでしょう。
関わり方
No17. 親として、どう接すればよいでしょうか?
就職活動が終了した学生に「ご父母にしてもらって良かったこと」を聞いたところ、「個性を尊重し、自分の活動を肯定してくれた」「普段と同じ態度、見守り役、聞き役に徹してくれた」との声があり、「教える」よりも「聴く」ことの重要性の大きさが目立っています。親世代と学生世代では、社会環境・就活環境・価値観などが大きく変わっています。
例えば、共働き世帯の割合ひとつをとっても、1980年:600万世帯超→2022年:1,262万世帯と大きく変化しています。 親として話を聞いてあげるうえで、現在の状況(情報や数値など)を確認しておくと良いでしょう。 また、その他、「友達や他人と比較しないで欲しい」という意見もありました。
【参考】
リクルート就職みらい研究所「保護者が知っておきたい就職活動に関するデータ12」
https://shushokumirai.recruit.co.jp/column/hogosha_data11_20210804001/
No18. 親ブロックとは何ですか?
親、保護者の意向で内定を辞退すること。
【参考】
日本の人事部 新卒採用.jp
http://navi.hr-recruit.jp/newglossary/dtl/id:1077
No19. オヤカクとは何ですか?
内定先企業が学生に対して、保護者から自社の内定承諾をすることについての確認をとっているか尋ねること。
【参考】
NHK 就活ニュース「半数近くが“オヤカク”経験 わが子の就活への向き合い方」 https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu1055/
No21. コミュ力が低いため、就職活動が心配です。
一言で「コミュニケーション能力」と言っても、様々な側面があります。
論理的である・客観的である・感受性が豊か・表現力が豊か・交渉力がある・社交的であるなどが挙げられますが、俗に言う「コミュ力」とは、誰とでもすぐに話せるような「社交的」な側面にスポットライトが当たっているようにも思われます。この一側面が最重要な仕事があるならば、それが重視された採用になると思いますが、文献をしっかり読み込み、設計図に落とし込むような論理的な能力が求められる仕事もあります。
また、このコミュニケーション能力の各側面はそれぞれトレーニングすることで向上するとも言われています。得手不得手を確認して、対策を立てることは可能です。
採用に本腰を入れて取り組む企業では、コミュニケーション能力についての理解も深いため、今後は「対人的な雰囲気」のみで合否を判定することも減少していくと思われます。
コミュ力以外の部分での魅力をしっかりと探していくことが重要です。
【参考】
立教大学中原教授「採用時に見極めなければならないのは本当に「コミュニケーション能力」なのか?」
http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/3147
No22. 病気や障害があります。就職活動はどうしたらよいでしょうか?
人それぞれの状況があるかと存じます。すべての状況に対して万全の対応をすることはお約束できませんが、どのような事が出来うるかを一緒に考えたいと思いますので、まずはご相談ください。また、学内でも障がいや特性のある方向けの「就職ガイダンス」などのプログラムを開催しています。
【参考】
本学HP「障がいや特性により就活に不安がある方への支援」ご案内ページ
https://www.dendai.ac.jp/about/career/support/support/challenge_support.html